まえがき

自作の電子機器用の5V電源に一般的なモバイルバッテリーを使用すると、概ね100mA未満の消費電流の場合、自動的にOFFになってしまいます。(OFFまでの時間は様々です)

ティ・アール・エイ株式会社のモバイルバッテリー
「cheero Canvas 3200mAh IoT 機器対応」

この商品は低消費電流でも自動切断されないため便利です。
当然ですが、電池本体のボタンにて手動でカットしないと放電してしまいます。
メーカーHPの仕様より判断すると過放電では自動カットされるようなので手動カットしなく放電してしまっても、「電池を痛める」ことはないようですので安心です。
メーカーのホームページ  http://www.cheero.net/products/canvas-iot/
筆者は千石電商にて購入しました。 

下記の右の写真では3つの白いLEDが点灯しており、この状態で出力ONです。LEDは残量計でその左の丸いものがON/OFFボタンです。
 「cheero Canvas 3200mAh IoT 機器対応」の写真「cheero Canvas 3200mAh IoT 機器対応」の写真「cheero Canvas 3200mAh IoT 機器対応」の写真







  

ノイズの観測

電子負荷装置による抵抗負荷にてテストした結果です。
左は負荷0で右は約200mAです。この2つで比較すると無負荷の方がノイズが少し出ています。200mA時は目立つノイズはありません。cheero Canvas 3200mAh 負荷200mAでのノイズの観測cheero Canvas 3200mAh 負荷0でのノイズの観測







負荷電流による電圧降下

電子負荷装置による抵抗負荷にてテストした結果です。
左から無負荷、約200mA負荷、約500mA負荷です。マイコンの電源は3.3Vに変換して使用した方が良さそうです。

cheero Canvas 3200mAh 負荷約500mA時の電圧降下の様子cheero Canvas 3200mAh 負荷200mA時の電圧降下の様子cheero Canvas 3200mAh 負荷0での電圧降下の様子